新年のご挨拶

小山商工会議所 会頭 齊藤 純夫
会員の皆様、新年あけましておめでとうございます。旧年中は商工会議所の活動に多大なるご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。新しい年を迎えるにあたり、地域の未来を見据え、商工会議所としての決意をここに述べさせていただきます。
小山市は、首都圏に近接しながらも豊かな自然環境と歴史文化を兼ね備えた、独自の魅力を持つ都市です。渡良瀬遊水地の雄大な自然、思川の清流、そして小山評定に象徴される歴史的背景は、地域の誇りであり、観光資源としても大きな可能性を秘めています。また、東北新幹線や高速道路網により交通アクセスに優れ、首都圏と地方を結ぶ結節点としての役割を果たしています。こうした地域特性を最大限に活かし、私たちは「住みやすく、働きやすく、訪れたくなる都市づくり」を進めてまいります。特に、小山市は「鉄道の街小山」と言われ、発達した鉄道網を活かし、更なる利便性の向上を要望し「小山市における人と企業を呼び込む」施策に対し積極的に取り組んでまいります。
都市づくりにおいては、まず市民生活の質を高めることが重要です。子育てや教育環境の充実、医療・福祉体制の強化、そして安全・安心なまちづくりを推進することで、定住人口の増加につなげていきたいと考えています。さらに、地域資源を活用した観光振興や文化イベントの開催により、交流人口を増やし、地域経済の活性化を図ります。小山駅周辺の再開発や中心市街地の賑わい創出も、都市の魅力を高める大きな要素となるでしょう。商工会議所は行政や関係団体と連携し、持続可能な都市の未来像を描いてまいります。
一方で、地域経済の基盤を支えるのは中小企業の皆様です。人口減少やグローバル競争の激化、さらにはデジタル化や脱炭素社会への対応など、企業を取り巻く環境は大きく変化しています。こうした時代の転換期にあって、商工会議所は中小企業の挑戦を力強く支援してまいります。具体的には、経営力強化のための研修やセミナーの充実、IT・DX導入支援、環境対応型経営への転換を後押しする施策を展開いたします。また、創業支援や事業承継のサポートを強化し、地域に新たな企業文化を根付かせることを目指します。金融機関や大学・研究機関との連携を深め、産学官金の協働によるイノベーション創出にも取り組んでまいります。
さらに、グローバル化の進展に伴い、海外市場への展開や外国人材の受け入れも重要な課題となっています。商工会議所は、海外ビジネス展開に関する情報提供や相談窓口を設け、会員企業の挑戦を支援いたします。同時に、多様な人材が活躍できる環境づくりを推進し、地域社会全体の活力を高めてまいります。
本年も「地域とともに未来を創る」をテーマに、商工会議所が皆様とともに歩み、未来を切り拓く存在であり続けることをお約束いたします。小山市が持つ自然・文化・交通の強みを活かし、魅力ある都市づくりを進めるとともに、中小企業の挑戦を支えることで、地域経済の持続的な発展を実現してまいります。どうぞ本年も変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和8年 元旦
小山商工会議所 会頭 齊藤 純夫